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<キャノンプリンター>インク吸収体が満杯に!このエラーは何?

<キャノンプリンター>インク吸収体が満杯に!このエラーは何? PC・プリンター

以前、自宅のプリンターを使おうと思ったら、プリンターの液晶画面に下記のようなエラーメッセージがいきなり表示されました。

「サポート番号 1701 インク吸収体が満杯に近づきました。「OK」をタップして継続できますが、早めに修理受付窓口へ交換をご依頼ください」

長年、幾つかのプリンターを使ってきましたが、このようなインク吸収体のエラーが表示されたことが一度もなかったので、一瞬 固まりました(笑)

ちなみに我が家のプリンターの機種は、キャノン(Canon)のインクジェットプリンター(複合機)「PIXUS MG6330」です。

今回このエラーが出たことで「インク吸収体が いったい何なのか?」を早速、調べてみました。

ネットだけでは理解できない部分もありましたので、キャノン(Canon)のお客様相談センターに直接電話を掛けて教えてもらったりもしました。

お客様相談センターのオペレーター

今回この記事では、インク吸収体の色々やキャノンのお客様相談センターで直接 教えてもらった内容などについて、お伝えしていきたいと思います!

余談ですが、「インク吸収体」と言う名称は、キャノンで使われている呼び名なんです。

ちなみにエプソン(EPSON)では「インク吸収体」ではなく、「廃インク吸収パッド」と呼ばれています。

そもそも「インク吸収体」とは?

インクジェットプリンターを使用すると、「廃インク」と呼ばれるものがプリンター内部で必ず発生します。

印刷時や電源を入れた時などに、プリンターヘッドの不純物を取り除いて、詰まりを予防・解消するために、プリンター内部でインクが自動で噴射するのですが、その時に排出されたインクのことを「廃インク」と言い、その廃インクを吸収するための部品が「インク吸収体」なのです。

手動でクリーニングを行った際にも、この廃インクが発生し、インク吸収体に吸収されます。

今回のエラーは、廃インクがインク吸収体にどんどんと溜まって行ったことで、もうスグ満杯になりますよー!というサインなのです。

ネットで調べていると「ある一定の印刷枚数に到達すると、実際の廃インク吸収量の多い少ないに関係なく、自動的にインク吸収体のエラー画面が表示される」との書き込みが複数ありましたので、本当のところはどうなのか気になり、実際にキャノンに電話を掛けて問い合わせてみました。

オペレーター

すると「インク吸収体のエラー表示は、印刷枚数とは全く関係がありません。実際にインク吸収体が満杯に近づくと反応する仕組みとなっておりますので、エラー表示が出たと言うことは、本当に満杯に近づいていると言うことになります」との回答でした。

ついでに「インク吸収体の寿命はどのくらいですか?」と質問してみましたが、「それはプリンターを使用される頻度によってかなり差が出てきてしまいますので、こちらではインク吸収体の寿命についてはお答え出来ません」と言われてしまいました。予想通りの回答ではありましたが(苦笑)

ちなみに我が家のプリンターで言うと、インク吸収体の寿命は丸10年でした。

10年近く経過した頃に「満杯に近づきました」というエラーが出ました。

しかしプリンターの寿命自体が5年程度と言われているなか、インク吸収体の寿命と言うよりも、プリンター本体が故障1つせず、10年も使えていたこと自体がスゴイことらしいです!

なので我が家のインク吸収体の寿命は、あまり参考にはならないかもしれませんが…

インク吸収体のエラーが表示されても印刷できる?

インク吸収体の吸収量が満タンに近づくと、PCに下記のようなエラーメッセージが表示されます。

そして、プリンターの液晶画面にも同じようにエラーが表示されます。

「インク吸収体が満杯に近づきました。「OK」をタップして継続できますが、早めに修理受付窓口へ交換をご依頼ください」

この場合は、メッセージに従い「OK」をタップすると、問題なく印刷が出来ます。

しかし、一度このメッセージが表示されると、毎回プリンターの電源を入れる度に、このエラーメッセージが出てきます(かなり鬱陶しいw)

実際にインク吸収体が満杯になるまでは、何度でも印刷が可能です。

では「インク吸収体が満杯に近づきました」という警告が出た時から、どのくらい経つと本当に満杯になるのかと言うと、我が家の場合は4ヶ月程度でした。

と言っても、プリンターを使用する頻度によって、この期間にはかなりの差が出ると思います。

我が家の場合、普段 プリンターをどれくらい使うのかと言うと、プリンターの電源を入れるのは1ヶ月に数回程度、そして印刷枚数は1ヶ月に多くてもA4サイズ 20枚程度(ほとんどカラーは使用せず)です。

そのくらいの使用頻度で、4ヶ月くらいは普通に印刷することが出来ました。

でもこれはプリンターによってかなりの差が出ると思いますので、あくまでも参考までに ^^

そして4ヶ月を過ぎた頃、インク吸収体がついに満杯になってしまいました。

インク吸収体が満杯になったらどうなるの?

では実際にインク吸収体が満杯になったら、どうなるのかと言うと…

「サポート番号:5B01 インク吸収体の交換が必要です。修理受付窓口へ交換をご依頼ください」というエラーメッセージがプリンターの液晶画面に表示されます。

これが表示されたら、もうおしまいです…チーン

印刷はもちろん、スキャナもコピーも全て出来なくなります。

何度プリンターの電源を入れ直しても、このエラーがスグに表示されて、プリンターの全ての機能が使えません…

まさかスキャンまで出来なくなるとは思っていなかったので驚きでした。

驚いた顔の女性

そして、このエラーが表示されてからインクを取り出そうとしたのですが、プリンターの内部に隠れてしまっていて全く動かすことが出来なかった為、インクを取り出すことも無理でした。

念の為、この件もキャノンに問い合わせてみましたが、「はい、もう取り出すことは不可能です」との回答でした。

このエラーが出たら、もう本当に全く動かなくなりますよ… (T_T)

インク吸収体って自分で交換できる?

「インク吸収体の交換が必要」というエラーが出てから焦ってネットで調べてみましたが、インク吸収体は自分で交換することが出来ないと知りました。

念の為、キャノンにも問い合わせたのですが、このエラーメッセージが出るプリンターでは「インク吸収体を自分で交換することは出来ません」とのことでした。

 

「(自分で交換することは)絶対に無理ですか?」と再度聞いてみましたが、「はい!」と即答されました(笑)

ですので、このエラーメッセージが表示された場合は、「メーカー修理に依頼を出して交換するしか方法はない」とのことでした。

ネット上では、このエラーメッセージを表示させなくする「解除ツール」というものが出回っているみたいですが、そのツール自体に「ウィルスが仕込まれている可能性もある」との書き込みを複数見かけた為、私は怖くて入手するのをヤメました…

では、キャノン(canon)に修理依頼を出して、インク吸収体を交換してもらう場合「どれくらいの費用が掛かるのか?」がとても気になるところですよね。

キャノンのインク吸収体の交換費用などについて、ネットで色々と調べてみたのですが、詳しく分からなかったので、この件についても実際にキャノンのお客様相談センターに電話を掛けて、色々と聞いてみました。

インク吸収体の交換費用については、下記の記事を参考にしてみて下さいね ↓

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