エプソンのインクジェットプリンターを使用していて「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近付いています」というエラー表示が出た場合は、まだ印刷が可能ですが、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」というエラー表示が出た時点で、プリンターは全く動かなくなります。
「限界に達しました」というメッセージが表示されてしまうと、印刷もコピーもスキャナも全く使えなくなります。
このエラーが表示されるということは、廃インク吸収パッドを「自分で交換できない機種」ということになりますので、エプソンの修理窓口にプリンターを出して交換してもらうことになります。
ではエプソンで廃インク吸収パッドを交換してもらうには、料金が一体いくら掛かるのか、直接エプソンに問い合わせをして確認してみました。
今回は、エプソンのプリンターの廃インク吸収パッドの交換料金について、お伝えしたいと思います♪
<エプソン>廃インク吸収パッドの交換料金は どれくらい?
エプソンのお客様相談窓口に電話を掛けて教えてもらった内容について、ご紹介しますね!
1. プリンターは保証期間内ですか?
廃インク吸収パッドの交換を検討される場合、まずは保証期間内かどうかを確認してみて下さいね。
もしまだ保証期間内であれば、もちろん無償で交換してくれます。
ただ、エプソンの担当者の話によると、よほどの使用頻度でない限り、そんなにスグに廃インク吸収パットの交換をすることはないそうなので、1年や2年ほどで交換するケースは珍しいそうです。
となると、通常の1年保証しか付けていない人の場合は、多くの人が保証期間を過ぎてから廃インク吸収パッドの交換を依頼することになり、その場合は有料となります。
2. 保証期間を過ぎている場合、まずは修理対応機種か確認を!
では保証期間を過ぎている場合は、廃インク吸収パッドの交換費用さえ支払えば、どんなプリンターでも交換してもらえるのかと言えば、そうではありません。
エプソンのプリンターの場合、販売終了となってから5~6年ほど経過した機種については、修理の受付も終了となります。
修理の受付が終了している=廃インク吸収パッドの交換も出来ない ということになります。
その為、まずはあなたのプリンターが「修理対応機種」なのかどうかを調べる必要があります。
それはエプソンの公式サイトを見ればスグに分かります。
この修理対象機種の一覧表に載っていない機種は、もう既に修理の受付を終了してしまっている機種ということになります。
そうなると「もう廃インク吸収パッドの交換もしてもらえない」ということになりますので、その場合は新しいプリンターに買い替えるしかありません…
3. 廃インク吸収パッドの交換料金はいくら?
あなたのプリンターが、もし保証期間を過ぎていても、まだ修理対応機種であるならば、エプソンの修理窓口に出すことによって、廃インク吸収パッドの交換は可能です。
では交換の料金はいくらかと言うと、現在、カラリオプリンターの場合、4,400円(税込)となっています。
これは持込修理の場合の料金となりますので、もし引取修理にて廃インク吸収バッドの交換をお願いする場合は、別途3,300円(税込)が必要となります。
その他の家庭用プリンターの機種であっても、ほとんどの場合がカラリオプリンターと同じ金額となっています。
詳しい料金につきましては、エプソン(EPSON)の公式サイトの料金一覧表を参考にして下さいね。
各料金一覧表の下側に小さな文字の注意書きがあるのですが、そこに廃インク吸収パッドの交換費用のことが書かれてあります。
4.交換に出す場合の「引取修理料金」とは?
先ほども書きましたが、廃インク吸収パッドを交換に出す場合、引取修理を依頼した場合は、別途3,300円(税込)が必要です。
この3,300円の費用の中には、下記の料金が含まれています。
・運送業者が自宅まで来て、その場でプリンターを梱包して持って帰ってくれる費用
・修理が終わると再び自宅まで運送業者が届けてくれる費用
引き取り修理を依頼した場合は、こちらで梱包する必要がありませんので、プリンター本体をそのまま運送業者に渡すだけでOKです。
自分でプリンターを持ち込む場合はどこに持って行く?
では引取修理ではなく、持込修理を考えている人は、どこにプリンターを持ち込めばいいのかと言うと。
現在、エプソンでは4つの窓口しかありません。
・松本修理センター … 【対象地域】東北・関東・中部・北陸・東海地域
・鳥取修理センター … 【対象地域】近畿・中国・四国・九州地域
・沖縄修理センター … 【対象地域】沖縄全域
それぞれの地域で持ち込む場所が指定されていますので、例えば近畿に住んでいる方であれば、鳥取修理センターに持ち込む必要があります。
4つしか修理センターがありませんので、よほどの近所の方でなければ、実際には持ち込みは難しいですよね。
修理センターの地図や受付時間などの詳細につきましては、エプソンの公式サイトを参照して下さいね!
持ち込む際のガソリン代や高速代を考えるのであれば、3,300円(税込)を支払って、引き取りに来てもらった方が安くつく場合がほとんどだと思います。